1-1 企業の法律形態と経済形態
『よくわかる企業論 第2版』
第一部 企業形態の展開と株式会社
1-1 企業の法律形態と経済形態
- 法律形態と経済形態
- 集団企業の種類
- 協同組合
- 公企業と公私合同企業
- 法律形態と経済形態
企業の大枠は私企業・公企業・公私合同企業
- 集団企業の種類
集団企業
少数集団企業
第1種集団企業→合名会社 少数の出資者全員が経営を担当する。
第2種集団企業→合資会社 出資者が経営を担当するものとそうでない者から構成される。
多数集団企業
- 協同組合
民間の出資で営利を目的としない企業。
1844年、ロッチデール構成開拓者組合: ロッチデール経営原則
- 公企業と公私合同企業
公企業→民営化が進む(独立行政法人への転換)
しかし、そもそも公企業が誕生した背景には市場の失敗の論理がある。その一方で公企業の経営は非効率になりがちであるため、公企業と私企業の間の子である第三セクターが誕生する。
第三セクターは公私の出資によって賄われることで効率的な経営と公共性の両立を目指した者であった。しかし、現実では公共団体(主に地方)のに財源を依存する体質となっている。