1-3日本における会社の種類(1):個人企業, 合名会社, 合資会社
1会社法制定
商法→会社法(2006年)
①会社を容易に設置できるようになった。→最低資本金制度を廃止
最低資本金制度は株式会社の設立に最低でも1000万円以上の資本を必要としていた。
新規開業率の向上を目指す。
②有限会社の廃止と合同会社の設置
2個人企業
出資者が1人の企業
①出資規模に限界がある。
②金融機関からの借り入れが難しい(出資者個人の信用度のもとに有志が行われる)
3合名会社
出資を拡大→出資の複数化→合名会社
会社の負債に対しては出資者全員(=社員全員)が無限責任を負い、全員で経営に当たる。
経営上の意思の決定は全員の話し合いで行われる。
しかし、無限責任を負うので社員が信頼できる人物に限られる。(親族など)
4合資会社
経営権の放棄をした出資者→有限責任者
有限責任者分のみ出資が拡大する。
しかし、合資会社は出資金が返還される制度を持たない。
出資金を回収するためには新たな出資者を探さないといけない→出資規模に限りがある。